個人的に好きな写真を載せています。息抜きにご覧ください。
草刈り、火入れ、放牧、農業など、人間の管理により維持されている草原。
秋の七草として古くから日本人に知られている植物であり、現在は環境省のレッドリストに登録されるほど個体数を減少させている絶滅危惧種でもある。
田んぼに咲くノアザミ。田んぼの畦も草刈りで維持される半自然草原。現代日本における貴重な草原環境のひとつです。とても綺麗な花ですね。
鮮やかな色の花だけが顕花植物ではありません。イネ科などの風媒花も、よく見てみるととても綺麗ですよ。
海浜にも草原があります。自然草原の一種で、人間の手が加えられなくても草原が維持されています。
高山帯も自然草原の一種ですね。これはスイスのベットメラルプ (Bettmeralp) で撮ったユキノシタ科の一種です。
スイスアルプスで見たタイムの一種です。ハーブとして使われるタイムですが、この種は日本の草原で見られるイブキジャコウソウ (Thymus quinquecostatus) の近縁種です。
里草地に残る棚田。しかし、管理放棄により本来の草原植生が失われている。なんとか踏ん張るため、年数回の定期的な草刈りを実施しています。
japonicumを冠する日本のユリ。この棚田では草刈りにより個体数を回復させている。